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【バチコン入門③】事前のノット練習と必須の持ち物・服装準備

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バチコン 太田屋 2024.05.21 午前アジ
Tomofuji

道具は買ったけど、船の上に何を持っていけばいいの?仕掛けの結び方や、当日の服装もどうすればいいか不安です…

いよいよ実釣に向けての準備ですね!「船の上で忘れ物に気づいた…」「揺れる船上で糸が上手く結べない…」といったトラブルを防ぐためにも、準備は前日までに自宅で済ませておくことが一番の安心に繋がります。

特に大型のギガアジが狙いやすくなる6月〜11月のハイシーズンは、釣行前のちょっとした準備が釣果を大きく左右します。金沢八景の船宿などに向かう前に、自宅で必ずチェックしておきたい「4箇所の結び方」と「必須の持ち物・服装」を一緒に確認してみましょう!

目次

最大の壁「仕掛けの結び方」は自宅でマスターする

バチコンアジングでは、メインの糸(PEライン)から先の仕掛けをご自身で結んで組み立てる必要があります。せっかくのデカアジを逃さないためには、難しい結び方にこだわるよりも、自分が「一番確実に組める(すっぽ抜けない)ノット」を選ぶことが何よりも大切です。

バチコンアジング仕掛図(逆ダン仕掛図)

最強仕掛けである「逆ダウンショットリグ(逆ダン)」を組むためには、以下の4つの箇所の結束方法を習得する必要があります。

STEP
メインライン(PE)とメインリーダー(フロロカーボン)の結束

【★自宅で結んでおく

最も負荷がかかる重要な部分です。ガイド抜けが良く強度が抜群の「FGノット」などがおすすめですね。

アジのサイズにあった適切な強度のノットで組んでください。

STEP
メインリーダーとジグヘッドの結束

【★当日、船上で結ぶ】

ワームの自然な動きを妨げない、確実な結び方(クリンチノットなど)が必要です。

強度が気になるならダブル・・・にすると安心です。

STEP
シンカーラインの結束

【★当日、船上で結ぶ】

メインリーダーの途中に、オモリを繋ぐための枝スとして「シンカーライン」を出すための結び方です。

7回から9回くらしのハーフヒッチで結束します。

STEP
シンカーラインとスナップ付きローリングサルカンの結束

【★当日、船上で結ぶ】

一番下にオモリ(シンカー)を取り付けるためのスナップのアイと結びます。

ノット強度は重要視されませんので確実に組めるノットで結束してください。

市販仕掛けとリーダーの接続:金具の有無で結び方を変えよう

市販のバチコン仕掛け(完成品)を使う場合、一から自作する手間が省けて初心者の方にも大助かりですね!船上でご自身で結ぶ必要があるのは、「PEラインと結んだメインリーダーの先端」と「市販仕掛けの一番上(幹糸)」を繋ぐ部分になります。

ここで注意したいのが、市販品によって一番上に「スイベル(金属のリング)」が付いているタイプと、「糸だけ(金具なし)」のタイプがあることです。それぞれの形状に合わせて、初心者でもすっぽ抜けにくいおすすめの結び方をご紹介しますね!

Tomofuji

仕掛けのパッケージを開けたら、まずは一番上の構造を確認してみましょう

① スイベル(金具)が付いている場合

ほとんどの胴付き仕掛けや、一部の逆ダン仕掛けには、糸ヨレを防ぐための金属リング(スイベル)が付いています。この場合は、ラインとリングを結ぶノットを選びます。

おすすめ:ダブルクリンチノット

初心者でも簡単で、ギガアジの引きにも耐えられる強度が魅力です。通常のクリンチノットよりリングに通す回数を1回増やすだけで、安心感が段違いにアップしますよ!

STEP
スイベルに糸を2回通す

仕掛けのスイベル(金属のリング)に、メインリーダーの先端を2回通して、小さな二重の輪っかを作ります。

STEP
本線に巻き付ける

通した先端の糸を、本線(リールに繋がっている方の糸)に対してクルクルと4〜5回巻き付けます。

STEP
輪っかに糸を通す

巻き付けた先端の糸を、STEP1で作ったスイベルの根元の「二重の輪っか」に通します。

STEP
ゆっくり締め込む

結び目を唾や水で軽く湿らせてから、本線と先端の糸をゆっくり引っ張ってギュッと締め込めば完成です!

② 金具が付いていない場合(糸と糸の直結)

ダイワやメジャークラフトなどの逆ダン仕掛けには、金具が付いておらず「フロロカーボンの糸(幹糸)」だけが出ているものがあります。この場合は、ラインとラインを結ぶ専用のノットが必要です。

おすすめ:トリプルサージェンスノット

2本の糸を重ねて「固結び」のように輪っかを作り、そこに3回通すだけの非常に簡単な結び方です。簡単なのに信頼性が高く、初心者の方に一番おすすめの直結ノットです。

STEP
2本の糸を並べて重ねる

ご自身のメインリーダーの先端と、市販仕掛けの幹糸の先端を、20cmほど重ね合わせます。

STEP
大きな輪っかを作る

重ねた2本の糸を一緒に束ねて、くるっと大きな輪っか(ループ)を作ります。

STEP
輪っかに3回通す

作った輪っかの中に、仕掛け側の糸の束と、リーダーの先端を一緒に「3回」くぐらせます。

STEP
ゆっくり締め込む

結び目をしっかり湿らせてから、左右の糸(合計4本の端)を均等にゆっくりと引っ張って締め込みます。余分な糸の端をハサミでカットすれば完成です!

モノフィラメントライン(ナイロンやフロロカーボンなど)同士の結束には、ラインの太さの差や求める仕上がりに応じて以下の3つのノットを使い分けるのが最適です。

  • トリプルサージェンスノット(太さが同じ〜近い場合・手早さ重視)
    • 2本のラインを重ねて輪を作り、そこに3回(または5回)くぐらせるだけの簡単で信頼性の高い結び方です。強風時や揺れる船上でも素早く結べ、初心者にも失敗が少ないのが特徴です。
  • ブラッドノット(太さが同じ場合・仕上がりの美しさ重視)
    • 結び目が非常に小さく一直線に仕上がるため、ガイドへの引っ掛かりや仕掛けの糸絡みを最小限に抑えられます。太さが同じライン同士を綺麗に結ぶのに最も適していますが、太さが大きく異なる糸同士には向きません。
  • オルブライトノット(太さが異なる場合)
    • 太いラインで作った折り返しに、細いラインを巻き付けて結ぶ方法です。太い糸と細い糸の段差をカバーできるため、太さが全く違うモノフィラメント同士を結束する際に最も安定した強度を発揮します。

ワンポイントアドバイス

  • モノフィラメントラインは摩擦熱に非常に弱いため、最後に締め込む前には必ず結び目を水や唾液でしっかり湿らせてください。乾いたまま摩擦を起こすと熱でラインが劣化し、本来の強度が発揮されずに切れる原因になります。

さらに詳しい結び方の図解を知りたい方は、ラインメーカーのサンラインが提供している以下のサイトもぜひ参考にしてみてくださいね。各ノットの構造がとても分かりやすく解説されていますよ。

最重要アドバイス

自宅で事前に組んでいけるのは、1番目の「メインラインとメインリーダーの結束」のみです!(※予備のスプールがある場合は、その分も自宅で結んでおきましょう)。 残りの仕掛けは、当日ロッドにリールを装着し、小さなガイドにラインを通した後に結ぶことになります。また、市販の完成仕掛けを持って行く場合でも、ガイドにラインを通した後にメインリーダーと市販仕掛けを結束します。 絶対に「揺れる船の上」で初めて結ぼうとしないでください!波の揺れで船酔いする原因になります。当日船上で慌てないよう、明るい自宅で全ての結び方を事前に何度も練習しておくのが鉄則です。

結び方に不安がある方は、専用のノットツール(結び目を補助する道具)を使うと、初心者でも驚くほどすっぽ抜けのない安定したノットが作れますよ。

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釣果を左右する!船上の服装と安全装備

船釣りでは、陸上とは全く異なる過酷な環境になります。季節に合わせた服装の準備は、快適に釣りをして釣果を伸ばすための必須条件です。コマセ(エサ)や魚の血で汚れることもあるため、「汚れてもいい服」を基本に選びましょう。

【夏場の服装】紫外線と熱中症対策は命綱!

海の上は日差しを遮る日陰が一切なく、海面からの強烈な照り返しに常に晒されます。

  • 徹底したUV対策
    • つばの広い帽子、目を守る偏光サングラス、日焼け止めは必須です。肌の露出を抑えるため、真夏でも長袖のラッシュガードやアームカバー、フェイスガードの着用を強くおすすめします。
  • 熱中症対策
    • 通気性の良い冷感インナーを活用しましょう。また、飲み物は陸上にいる時より多めに(2L以上を目安に)クーラーボックスに入れて持参してください。

【冬場の服装】陸上よりマイナス5度!徹底した防寒を

冬の船上は、遮るもののない冷たい海風を浴び続けるため、陸上よりも体感温度が5度以上低くなります。

  • レイヤリング(重ね着)が基本
    • 吸湿発熱性のあるインナーの上に、保温性の高いミドルウェア(フリースやインナーダウン)をしっかり着込みます。
  • 透湿防水アウター
    • 波しぶきや冷たい風を完全にシャットアウトする「透湿防水素材」のウェアが一番外側に必要です。ダイワの「レインマックス」など、釣り具メーカーの防水防寒着があると、動いても蒸れずに非常に快適です。

足元は「滑らない・濡れない」長靴を

船のデッキ(床)は、海水を流しているため常に濡れていて滑りやすくなっています。スニーカーではなく、長靴や滑りにくいデッキシューズを履いていくのが鉄則です。

ライフジャケット(救命胴衣)はレンタル可能!

船釣りでは、国土交通省の安全基準を満たした「桜マーク付き(Type-A)」のライフジャケットの着用が義務付けられています。

「最初から買わないとダメ?」と不安になるかもしれませんが、太田屋さんをはじめとするほとんどの船宿で無料レンタルが用意されているので安心してくださいね。まずはレンタルで体験してみて、本格的にハマったら自分好みのコンパクトな自動膨張式を購入するのがおすすめです。

これだけは外せない!必須の持ち物リスト

身につけるもの以外にも、LTアジ船(ライトビシアジ)に便乗するスタイルのバチコンでは以下のアイテムを揃えておきましょう。

  • タックルボックス(または防水バッグ)
  • 仕掛け用小物収納ケース
  • クーラーボックス(15L〜25L推奨)
  • フィッシュグリップ(アジを掴むハサミ)
  • プライヤー(針外し)
  • ラインカッター(PE対応のハサミ)
  • タオル(魚の血やコマセで汚れても良いもの)
  • ゴミ袋(自分のゴミは持ち帰るのがマナーです)

荷物を守る「タックルボックス」と「収納ケース」

船の上では、移動中の強風で軽いものが飛ばされたり、波しぶきや足元の海水で荷物が濡れたりすることが日常茶飯事です。布製のリュックやトートバッグではなく、水や汚れに強いEVA素材のタックルバッグや、頑丈なハードタイプのタックルボックスに道具を詰め込んでいきましょう。

また、バチコンでは小さなジグヘッド、オモリ(シンカー)、スナップ、ワームなどを頻繁に交換します。これらが船の上で散らばらないよう、専用の「小物収納ケース」に仕分けをしてボックスに入れておくのが、手返しを良くして釣果を伸ばすコツですね。

クーラーボックス選びと小物ツール

バチコンで釣れる40cm近いギガアジを折り曲げずに入れるには、内寸がしっかりあるクーラーボックスが必要です。「まだ高いクーラーを買うのは迷う…」という方は、身近なアイテムで代用して鮮度を保って持ち帰る裏技もありますよ。

また、アジには「ぜいご」と呼ばれる硬いトゲがあり、デカアジは針を丸呑みしていることも多いため、フィッシュグリッププライヤーは必ず一緒にボックスへ忍ばせておきましょう。

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まとめ:STEP 3のチェックリスト

出発前の最終確認として、以下のリストを活用してみてください。

  • メインラインとメインリーダーの結束(予備スプール含む)を自宅で済ませた
  • 残りの結び方も自宅で確実に組めるよう練習した
  • 季節に合わせた服装(夏のUV/熱中症対策、冬の防寒)と滑りにくい長靴を用意した
  • 濡れないタックルボックスに、収納ケース・ハサミ・プライヤーなどを入れた
  • クーラーボックスと、船宿のレンタルライフジャケットを利用するか確認した

さらに詳しく知りたい方へ

さらに詳しく各アイテムの選び方や結び方を知りたい方は、こちらの関連記事集もあわせてチェックしてみてくださいね!

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これで釣行前の準備はバッチリです!不安が安心に変わりましたね。 準備が整ったら、次はいよいよ「STEP 4:船宿の予約と当日の流れ」へ進みましょう。

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