
使ってみて驚いたんですけど…本当に軽くてタイヤもスムーズ!サビの心配がなくなったのが一番嬉しいポイントですね!
電車でのバチコンアジング釣行、重いクーラーボックスやタックルボックスの持ち運びって本当に大変ですよね。
以前使っていたスチール製のカートは、海で使うとすぐにサビてしまって、大切なボックスにサビが移らないかハラハラしていました。
そこで今回、純アルミ製でサビに強いと評判の「マグナカート MCX」を購入してみました。実際の使い心地や、移動のしやすさ、そして使ってみて分かったちょっとした注意点も正直にレビューしてみましょう。
マグナカート MCXの基本スペックと4つの魅力




【マグナカート MCXの主な仕様】
| 項目 | 詳細 |
| 材質 | アルミ合金 |
| 耐荷重 | 約68kg |
| 本体重量 | 約3.3kg |
| 収納時サイズ | 高さ約63cm × 幅約39cm × 厚み約6cm |
最大の特徴は、なんといっても「アルミ製」であることです。海水をかぶってもサビにくく(耐腐食性に優れる)、釣行後の水洗いもサッと流すだけで済むのでとても気が楽になりますよ。
- 純アルミ製だからサビに強く、お手入れが簡単!
- 本体重量3.3kgと非常に軽量で持ち運びやすい
- タイヤの回転がとてもスムーズで、重い荷物も軽やかに引ける
- 折りたたむとタイヤも格納され、完全にフラットになるスマート収納
【重要】購入前に知っておきたい!積載時の注意点
カートとしての基本性能は非常に高いMCXですが、実際にクーラーボックスを載せてみて分かった2つの注意点があります。お使いの道具に合わせて工夫してみましょう。


アルミプレートサイズは11インチ×15インチ(約28cm × 約39cm)、クーラーボックス ユニフリーズBS20は31.5×60.0×30.1cm。

※写真はMCKです。

MCX/MCKのアルミプレートの奥行は28cmあるはずが、フレームがアルミプレートに接続されているためフレームの厚み分(約3cm)狭くなり奥行は約25cmです。
また、アルミプレートは長方形ではなく台形に似た形状で一番幅が広い場所で38.1cm、一番狭い場所で20cmです。そのため安定して乗せれそうに思っていたユニフリーズのクーラーボックスですが、アルミプレートの先端側(支点から離れたところ)に重心がズレてしまう結果となります。このため、クーラーボックスに海水氷や魚を入れた帰りの荷物が重くなった状態でてこの原理が働く際、支点に対し作用点(荷物の重心)が遠くなるので不安があります。また支点はタイヤならよいのですが力点のフレームと作用点のアルミプレートの接続部が支点になると考えた場合、接続部の強度(ビスの太さ)に懸念点があります。花岡車輌 FLAT CART 2×4と比べてみると耐荷重は2kgの差でありながら接続部の構造はあきらかにFLAT CART 2×4が頑丈に見えます。整備された道路を想定して作られた製品とアウトドアを想定して悪路での使用も考慮されて作られた製品との違いなのかなぁと思います。
1. クーラーの滑り止めゴムが地面に当たる
MCXのアルミプレート(荷台部分)にクーラーボックス底面の「滑り止めゴム」が乗らない場合、カートを立てて自立させた際に、クーラーの滑り止めゴムが直接地面に接触してしまいます。
ゴムの位置によっては削れたり汚れたりしてしまうため、すのこを一枚挟むなど、干渉しないように少し対策が必要になるかもしれません。
2. 固定ベルト・金具の地面への接触
荷物を固定するためにキャリーベルトやゴムひもを掛ける際、下部のフックを引っ掛ける場所によっては、カートを自立させたときにベルト本体や金具が地面に接触してしまうことがあります。
移動中に金具が擦れてしまわないよう、少し高めの位置でクロスさせるなど、掛け方には気をつけてみましょう。
以下は、ゴム底脚をボンドで接着してアルミプレートを浮かせてみました。



購入したゴム底脚のサイズは、高さ8mm(約15mm×12mm×8mm)です。
タイヤの反対側に取り付けたゴム底脚2個は地面から浮いていてまったく意味がないので位置を変更してみましたがそれでも効果はなく、クーラーボックスの滑り止めゴムが地面にあたってしまいます。
高さを16mmくらいにするかタイヤ側の2個だけにするかがよそさそうでした。
荷物固定用のキャリーベルトはPROX キャリーベルトフック式を使用していますが、どこにフックをかけるかで変わりますが長さ1.2mだと短く感じました。


アルミプレートの先端側にかけるとベルトのフックとクーラーボックスが干渉しますので、上の写真ではアルミプレートの△部とコードフックにベルトのフックをかけてベルトを締め込んでいます。
クーラーボックスとタックルボックスの合わせた高さによりますが、今回の組み合わせならベルトは1.5m以上あればコードフックに一周ぐるっと回せ固定できそうでした。

📌 主な破損・不具合が起きやすい箇所
- 車輪の開閉連動ギミック(可動部の摩耗・破損)
- 症状: 荷台を開いても車輪が自動で連動して開かなくなる。
- 原因: 折りたたんで車輪を収納する際、内部のパーツや噛み合わせ部分が削れたり歪んだりすることで、車輪が固定されなくなったり、引き出せなくなったりします。
- 車輪の隙間へのゴミ・砂の詰まり(動作不良)
- 症状: 折りたたみ動作がガチガチに固くなる、スムーズに開閉できない。
- 原因: アウトドアや雨天時の使用により、車輪の付け根の隙間に泥、砂、サビなどが詰まり、連動ギアがロックされてしまいます。
- アルミプレート(荷台)の付け根・ヒンジ部分
- 症状: 荷台がグラグラする、亀裂が入る。
- 原因: 耐荷重以内であっても、段差を乗り越える際の衝撃(ガタつき)や、前方に強い負荷がかかることで、ヒンジ(ヒンジピン周辺のプラスチックやアルミ)に過度な負荷がかかり破損します。
- 伸縮ハンドルのロックピン
- 症状: ハンドルが固定できず、勝手に縮んでしまう。
- 原因: 重い荷物を載せたままハンドルを無理に引っ張ったり、斜めに負荷をかけ続けたりすることで内部のキャッチが摩耗します。
交換部品の販売はなく、基本買い替えになります。
各エリアでの使い勝手と相性は?
バチコンアジングでよく訪れる東京湾の3つのエリアを想定して、MCXがどのくらい適しているか見てみましょう。
横浜・川崎・内湾エリア(スタンダード)
金沢八景の太田屋さんなどを利用する横浜エリアは、水深15m~40mでシンカーは15号~25号(シンカーライン5LB~8LB/1.25号~2号)を複数持ち歩きます。PEラインも0.3号~0.6号、リーダーは6LB~10LBと標準的な装備ですね。
このくらいの荷物量なら、MCXのスムーズなタイヤと安定感が一番活きてきます。船宿さんの受付周りでも邪魔になりにくく、電車移動から乗船までとてもスムーズです。
木更津・盤州方面(癒やしのシャロー)
栄宝丸さんをメインとする木更津エリアは、水深10m~15mと浅く、シンカーも10号前後と軽めになります(PE0.2号~0.4号、リーダー6LB)。クーラーボックスがワイドサイズでなくてもよく荷物全体がコンパクトで軽くなるため、本体重量が3.3kgしかないMCXとは相性抜群です。軽快なステップで移動できますね。
走水・観音崎方面(激流のモンスターエリア)
教至丸さんなどでデカアジを狙う走水エリアは、水深30m~80mと深く、シンカーも30号から最大100号と非常に重くなります。リーダーも8LB~12LBと太めになりますね。
荷物がズッシリと重くなりますが、耐荷重約68kgのMCXなら問題なく運べます。ただ、先ほどお伝えしたように、重い荷物をしっかり固定しようとベルトを強く掛ける際は、金具が地面に擦れないか出発前に必ずチェックしてみましょう。
クーラーボックスに潮氷をいれて魚を持ち帰える際の重量での使用はまだなので、次の実釣後にその使用感は追記したいと思います。
【まとめ】電車釣行派の強い味方
マグナカート MCXは、サビに強く、フラットに収納できてタイヤも軽やか。電車釣行アングラーにとって非常に優秀なアイテムです。
クーラーボックスのゴム位置やベルトの掛け方に少しだけコツがいりますが、それ以上にメンテナンスのしやすさと移動の快適さが勝ります。
安全で快適な移動環境を整えて、これからもバチコンアジングを思い切り楽しんでみましょう!
私の場合は徒歩15分程度で階段無しスロープ(坂道)のみの道のりなので、今回購入したMAGNACART MCXでも活躍しそうです。
気になる点としては、MAGNACART MCXは幅広のクーラーボックスを運ぶにはちょっと不便な印象です。
ワンサイズ大きなMC2のほうがよかったかも?
また、荷が重くなったときのアルミプレートからタイヤへの荷重移動、タイヤからアルミプレートへの荷重移動時に筐体が耐えれるのかは実際に試してみないことにはわかりません。
耐腐食性を重視するのかそれともスチール製でがっちりした製品にするのか?
