
今回は、金沢八景の太田屋さんから出船したLTアジ船でのバチコン釣行の模様をお届けします。少し悔しい展開でしたが、次に繋がる学びがたくさんありましたよ!
今日の「勝ちパターン」
本日の最大のカギは、「海の中に仕掛けが入っている時間をいかに長く保つか」でした。
午前前半はケイムラ系のカラーで順調にアタリを出せていたものの、中盤以降はオマツリやフグによる仕掛けのロストが多発。結果として、時合い(魚が釣れるチャンスタイム)に手返し良く仕掛けを投入し続けられた方が、ギガアジを引き寄せる「勝ちパターン」に乗れていましたね。
【防寒・快適対策】集中力を切らさないウェア戦略
当日の気象データとレイヤリング
秋雨前線の影響で雲が多く、雨が降ったり止んだりのムシ暑い一日となりました。
| 項目 | 内容 |
| 潮汐(横浜ベイサイドマリーナ周辺) | 中潮(満潮 07:17・18:44 / 干潮 00:51・12:55) |
| 天候 | くもり時々雨 |
| 気温/水温 | 最高気温 28.1℃ / 最低気温 23.5℃、水温26℃前後 |
| ウェア構成 | レインウェア |
雨が降るタイミングもあったため、レインウェアが必須の海況でした。ただし、最高気温は28℃を超えて非常にムシ暑かったため、いかに汗の不快感を軽減して「集中力」を維持するかがカギになりました。当日の着用ウェアはこちらです。
- レインウェア
- RL ソリッド レインスーツ 6354(上下)
- ベースレイヤー
- バートル アイスフィッテッド 4097
- ユニクロ ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ
- キャップ
- ダイワ DC-94008 吸水速乾六方型キャップ
- グラス
- ダイワ DN-8921 偏光グラス グレー シルバーミラー
- シューズ
- mazume mzrb-661
吸汗速乾性の高いバートルのインナーと動きやすいユニクロのジョガーパンツをレインウェアの下に着込むことで、蒸れを最小限に抑えました。頭部は吸水速乾キャップで日差しと雨をカバーし、足元は濡れた船上でも滑りにくいmazumeのブーツを合わせ、急な雷雨に備えた安全・快適対策を万全にしています。
戦略的タックル選定
金沢八景から出船する横浜エリア(水深15m〜40m)に合わせた、当日の具体的なセッティングです。フグ対策の太糸化や、タナに合わせたシンカーラインの長さ調整がポイントになりました。

- PEライン: 0.5号
- メインタックル:
- ロッド: 24 月下美人 AIR AJING BOAT 69L-S
- リール: 24 ルビアス LT2000S-P
- リーダー: 2.25号
- シンカーライン: ナイロン1.5号(※のちにフグ対策でフロロカーボン2号へ変更)
- サブタックル:
- リール: エメラルダスRX
- リーダー: 2.5号
- シンカーライン: フロロカーボン2号
- シンカー: 25号(ダイワ バチコンシンカーなど)
- シンカーラインの長さ: 約2m(※試しに1.6mほどに短くした時は、全くアタリがありませんでした)
ルビアス LT2000S-P





エメラルダスRX LT2500XH-DH






最近はローテーションケースの代わりに「VSサブトレイ」を活用しています。揺れる船上でもワームや予備のジグヘッドをサッと取り出せるので、手返しの向上にとても役立ちますよ。

実釣レポート:仮説と検証
今後の課題:オマツリの多発とコマセなしの状況
当日はエサ釣りの方がおらず、なんと乗船者全員がバチコンのみという珍しい状況でした。さらにミヨシ(船の先頭)から仕掛けがかなり流されてくる潮回りで、何度もメインラインを持っていかれ、テンションが抜けミヨシ側にラインが持って行かれた瞬間にオマツリ確定という事態が多発。今か今かとアタリを待っている時のオマツリは、どうしても集中力が削がれてしまいます。
(自分の仕掛けの回収時ならチャンスのあととなりますが、仕掛けを入れてなじませてこれからというタイミングでオマツリは何もしていない段階なので精神的につらいです)
この日の水深は19m~26mくらいのポイントでジグヘッドがPEラインに絡んだオマツリパターンだったので、PEラインが痛んでいることを想定して2カラー分を切断しておくのが無難に思えます。過去にオマツリ直後のラインブレイクでギガ級をばらしている経験があるだけに少し神経質なくらいがよいかと。今のラインで釣行回数も2桁くらいになるのでバッサリやっちまおう。
試行錯誤:シンカーコントロールとタナの調整
ラインが斜めになりすぎる前に竿を立て、シンカーを底から浮かせて仕掛けを手前に寄せる操作を意識しました。

この操作で仕掛けが手前に戻ってこない場合は、潮に対してシンカーが軽すぎます!迷わず重い号数へ変更してみましょう。
また、当日はアジの泳層(タナ)が少し上ずっていたようで、シンカーラインの長さを「約2m」にした時にアタリが集中しました。試しに1.6mほどに短くしてみた時間帯もあったのですが、その途端に全くアタリがなくなってしまったのです。たった40cmの差ですが、タナを正確に合わせることの重要性を再認識しました。
正解の発見:予期せぬ猛攻と手返しの重要性
前半は好調だったケイムラから、さらにアピール力を高めようとUVライトで強く光を蓄えるタイプのグロー(蓄光)カラーへ変更しました。
しかし、強発光させたグローワームを投入した結果……アジではなく、最悪の外道である「フグ」の好奇心を強烈に刺激してしまいました。コマセの煙幕がない分、光るワームが格好の標的になってしまったのです。
ハリスを3回(ジグヘッド+ワーム3セット)、シンカーラインを1回切られ(膨れたフグのボディに触れて切断)、新発売のバチコンシンカー25号も海へ。その他ワームは6個がちぎられました。効果があるのかは不明ですがたまらずメインタックルのシンカーラインをナイロン1.5号から、擦れに強いフロロカーボン2号へと変更してフグ対策を行いました。

午後船で鴨下丸さんの後方につけた際、ミヨシの方に42cmクラスのギガアジがダブルヒットするという大チャンスが到来しました。しかし、私は短くなったリーダーを最短で復旧させるため、ルビアスからエメラルダスRXのサブタックルへリール交換している真っ最中。
「揺れる船上でも確実に現場でFGノットを組めるスキル」と「トラブルへの素早い手返し」こそが、最大の正解(教訓)だと痛感させられました。
本日の釣果ギャラリー
バケツにいれるとよくわかるのですが、黄金に輝くアジ(写真左)。

- 午前: 3匹(最大27cm、中アジ23cm前後2匹)
- 午後: 4匹(最大25cm、中アジ24cm 3匹)
- 船中の大物: 午前ギガアジ2本、午後ギガアジ3本(最大44cmクラス)
【今日のMVP】爆釣ワーム・ランキング
当日の気難しいアジたちから見事アタリを引き出してくれた、優秀なワームたちをご紹介します。

爆釣ワーム・カラー比較表
| 順位 | ワーム名 / カラー | 当日の反応と評価 |
| 1位 | ジャッカル VC鬼ケイムラ 3インチ | 午前のMVP。 紫外線に反応するナチュラルなケイムラアピールが、スレていないアジに効果抜群でした。サイズ感もバッチリでしたね。 |
| 2位 | ジャッカル VC生オキアミグロークラッシュ 2.5インチ | 午後のMVP。 状況が変わった午後船で活躍。程よいグローとリアルな質感がアジの捕食スイッチをしっかり入れてくれました。 |
| 3位 | ケイテック イージーシェイカー 2.5インチ / 026:クリアーシャートリュースグロー | 前半の立役者。 澄み潮やマズメ時に強いシャートリュースとグローの組み合わせで、序盤の貴重な釣果を支えてくれました。 |
【食の特権】東京湾の金アジを堪能する
数が伸び悩んでも、釣れたアジのクオリティが高いのが東京湾の魅力です。湾内に居着いている脂の乗った「黄アジ(金アジ)」は、お刺身やタタキはもちろん、フワッフワのアジフライにすると絶品ですね。苦労して釣り上げた1匹だからこそ、その美味しさも格別です。
サイズの大きい3匹は翌日のお刺身のために3枚おろしにして「オカモト ピチット マイルド 30枚ロール」に巻いてタッパーに入れて冷蔵庫へ。残りの4匹は焼き魚用に冷凍にしました。
前回から使用していて二度目の「オカモト ピチット マイルド」はなんとなく味が良くないように感じます。エフピコ 津本式 W-PHおさかな寝かせてシート緑に戻そうと思いました。
今日の教訓(まとめ)
タナが上の時は2mを基準に。短くしすぎると極端にアタリが消えることがある。
ラインが斜めになったら早めに浮かせて手前に寄せる。寄らなければシンカーを重くする。
仕掛けを入れたら流されすぎないようにサミングする。
斜めを修正できないなら一旦仕掛けを回収して再投入する。
強すぎるグローはフグの猛攻を呼ぶリスクがある。被害が出たらシンカーラインをフロロカーボンなどの太糸へ変更する。ワームはPVC素材ではなくエラストマー素材のものを試す。
2026年9月 ダイワからエラストマー素材に塩をいれて姿勢を安定させたレベルビームが発売されます。
自作仕掛けを現場合わせで作るなら、船上で素早く確実にノットを組めるスキルが必須。仕掛けが入っていない時間は絶対に釣れません!
船宿の紹介
今回お世話になった金沢八景「太田屋」さんは、バチコンアジングにおけるポイント選びが的確で、初心者の方でも安心してデカアジを狙える素晴らしい船宿です。最新の出船状況や予約は、以下のサイトから確認してみてくださいね!
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